昨日発表がありました。おもしろいランキングですね。
IFHA(国際競馬統括機関連盟)が世界のG1をランク付けしたもの。詳しくはJRAのリリースを参照くださいませ。
世界のトップ100 GIレースがIFHAから発表! JRA
ランキング自体はPDFのようです。
The World’s Top 100 Group/Grade One Races for 3yo’s and upwards – 2016
IFHAのリリースはこちら。
Top 100 G1 Races Announced for 2016 | International Federation of Horseracing Authorities
過去3年の平均値だったのが、今年からは単年度のレースレーティングでランキングしているとのこと。競りで売買するような生業なら微に入り細に入り分析するところですが、あくまで1ファン目線ですのでね、ざっくりした感想をば。テキトーに流してくださいませ。
やっぱりトラヴァーズSが効いているんでしょうか、実績あるカリフォルニアクロームと接戦したブリーダーズカップクラシックと勝ち馬アローゲイトが高評価を得ていますね。ブリーダーズカップクラシックは125.25でトップレーティング。あのパフォーマンスを見れば納得するところですけどね。
日本のレースは有馬記念の13位を筆頭に、合計12レースがランクイン。まぁ11位にイスパーン賞がはいっていますので、これもカウントしちゃってよい気がしますがw ランクインしたレース数でいえば、オーストラリアとアメリカの23、イギリスの19に次いで日本は4番目。5番目が香港の11、6番目がフランスの7、ドバイはその後ですから、日本のレースレベルが世界の物差しで測れるように、そしてその中で評価されるようになっているんですね。しみじみ。
それぞれ、ランクインしたレースと同ランクのレースを少し挙げてみましょうか。
有馬記念(13位タイ):英インターナショナルS
宝塚記念(15位タイ):ドバイワールドカップ、ブリーダーズカップディスタフ、香港カップ
天皇賞(秋)(19位タイ):チャンピオンズマイル
皐月賞、東京優駿(24位タイ):オーサムアゲインS、クイーンアンS
ジャパンカップ(28位タイ):コルゲート・オプティック・ホワイトS
馬場や距離の条件が混在した状態でのランキングですので、横の比較をするつもりはなく、世界のビックレースとこんな形で並べて語られるようになったんだなぁという感慨。単年度の比較になったことで、個人的にはよりぐっと実感が湧いています。
あまり耳なじみのないところは、オーサムアゲインS、コルゲート・オプティック・ホワイトSでしょうか。オーサムアゲインSはカリフォルニアクロームが楽勝(最後思いっきり流してました)したレース、コルゲートほにゃにゃらはウィンクスが余裕の差し切りを決めたレース。チャンピオンクラスが走ることで注目度があがるレースもありますね。
…しかし、モーリスの安定感が抜群という。あの安田記念を走らずにロイヤルアスコットに遠征していたら、このランキングも変わっていたのかな、などとイメージが膨らんでしまいます。
各国のギニーの中で、そして各国のダービーの中で、日本が最上位という結果はシンボリックとも思っています。ジャパンカップに海外のチャンピオンクラスが参戦してこない件も、これを見るとちょっと納得です。端的に、芝中距離は日本馬が強い、ということの一端なのでしょう。
こうした比較もG1ホースの海外遠征があってこそ。当事者にはなかなか苦しい選択が続いているのかもしれませんが(サトノの馬主さんが香港の馬場と遠征に難色を示すコメントも目にしていましたし)、世界との比較ができる状況を生み出すことは市場が国内に留まらないことを意味しているでしょうし。続いてほしい流れではあります。
いや、もっと端的に、こうした比較は楽しいんですよね。いい時代の競馬を観ることができているのかもしれません。