ネオリアリズムが押し切ってしまいました。凄かったですねー。
残り1000m手前からの一気の捲り。かなりびっくりしましたが、3コーナーを先頭で迎えることから逆算したと考えると妥当なタイミングですね。前半がスローだった分もあり、最後まで脚色は衰えず。馬の力がないとできない粘りこみですが、陣営はかなりモレイラに裁量を委ねていたことでしょう。大胆な戦略が吉と出ました。
HKJC のYouTube アカウントでレース動画が公開されています。
Neorealism wins the Audemars Piguet QEII Cup 2017 – YouTube
公式レースラップはこちら。香港はSectional Time と呼称しての2ハロン刻みですね。
28.03-26.77-24.99-22.39-22.41
また各馬のSectional Time はこちら。
THE AUDEMARS PIGUET QEII CUP | Sectional Time & Position – Results – Horse Racing – The Hong Kong Jockey Club
スタートからしっかり手綱を抑えるモレイラ。逃げる意思はなかったのでしょう。メンバー的には逃げ馬がいないという議論を目にしてましたので、スローからのロングスパート勝負かな、と思いつつ1コーナーの入りを眺めていました。逃げる予想もしていましたけどね。
予想の段階で気にしていたのはワーザーの粘りとパキスタンスターの追い込み。ただ、馬場がよいことは確認していましたので、ワーザーが比較的速い馬場を得意としないこと、追い込みポジションは有利に働かないこと、あとは「マジックマン」を加味して、ネオリアリズムからはいる判断にいたしました。にしても、あの控え方と一気の進出は大胆で鮮やかで、かつけっこうリスキーですよね。モレイラ凄いなぁ。
ワーザーの粘りも、パキスタンスターの切れ味も、あとでラップを見てびっくりした次第です。前半28秒台も「おそっ」ですが、パキスタンスターのラスト、21.99。単純に2で割っても10.995ですからね、切れたなぁ。
ヴィクトワールピサの有馬記念を思い出していますが、そういえば同じネオユニヴァース産駒。そして中山記念を制していることも符合します。似た特性があるんでしょうかね。あ、回りは逆ですがドバイワールドカップでも可、ですね。
ネオリアリズム、これが初G1。国内G1勝ちはありませんが、種馬としての評価はいまや国内に留まることがありませんからね。それこそ同厩のモーリスは早速南半球とのシャトルが決まっていますし、同レースを勝利した先輩ルーラーシップも活躍馬を出していますからね。このあとの目標がどこになるか、楽しみです。安田記念?
最後に。
当日は府中からの帰り道、途中下車してカフェにはいり、HKJCのTwitterアカウントのライブ中継で観戦いたしました。いい時代になりましたねぇ。
JRAにはこういう各種メディア、現地主催団体との連携を上手に取っていってほしいですね。若年層がスマホで動画を観るのはずいぶん定着しているスタイルでしょうから。オフィシャルなチャンネルを確保して集客できるかどうかは、ファン獲得や動機の喚起に大事なポイントだろうと思います。余計なお世話なんですけど。
メインを外しても最終がある!というのは過去の発想になっていくでしょうか。今日の自分は、最終を外しても香港がある!という感覚でしたからねw ダメ人間には違いないです、はいw
天皇賞は明日以降に。何といいますか、まだちょっと放心状態に近いんですよね。諸要因を振り返っては、いやでもキタサンブラックが強い、という按配で、ぐるぐる思考が巡っているところです。もう少し落ち着いてから言葉にしようかと。間違いないのは、素晴らしいレースだったということ。そうですね、競馬を続けててよかったですね、ほんと。
続きを読む クイーンエリザベス2世カップ