ハクサンムーン、高レベルでの辛勝と映りました。
外枠から出遅れ気味のスタート。結果としてこれが奏功したようです。内枠の馬はハクサンムーンがハナを取るのを待つ前提だったでしょう。出遅れを取り戻すダッシュも他馬とのハナ争いには至らず。むしろ楽に映るイーブンペースで直線まで運べました。
レースラップです。
12.0-10.9-10.9-11.0-10.9-11.8
距離も馬場状態も違いますが前走アイビスサマーダッシュの2ハロン目は10.4。そこからのイーブンペース。それまでが余計な加減速なく進めていますから、突っ込み気味のラップでも最後のひと踏ん張りがしっかり効いたのだと思っています。10.9-11.8の間に加速した数字が潜んでいるはずですね。
ロードカナロアは58kgと休養明け、なにより府中1600mからのスプリント戦。物理的に詰め切れませんが、精神的には勝ったハクサンムーンを追い詰めたでしょうかね。JRAのレース結果にある映像だと切れているのですが、RACING VIEWERではゴール後1コーナーへ流すハクサンムーンの姿が映っています。へとへとに見えましたw 厳しく迫った王者のプレッシャーはスプリンターズSへの布石になるでしょうか。
個人的には外枠のハクサンムーンを嫌ってロードカナロアの単勝だけ。登坂しながらの仕掛け、そこからバンと加速する姿を期待していたのですがうまくいきませんでしたね。ペースが落ち着いたことがエクスキューズになりそうですが、ベストが1400mと言った方が適当なのかなーという感想です。あそこからねじ伏せてほしかったなー。いや、今日はハクサンムーンの頑張りを褒めるべきでしょうね。
3着ドリームバレンチノはそこから3馬身以上離されてしまいました。1、2着馬と3着以下のとの実力差が割とはっきりした格好です。巻き返しは難しいかなー。中山のコース形態を味方につけられるタイプ、はいないか。サドンストーム?むむー。
これでサマースプリントシリーズのチャンピオンが確定。1、2位はアイビスサマーダッシュの1、2着ですからスプリントの名にふさわしい結末という率直な感想。名実伴っての結果だとすっきり感があります。
残念ながらダッシャーゴーゴー、ツルマルレオンの離脱がありましたので、これにマジンプロスパーが加わってG1への勢力図がほぼまとまりましたね。スプリンターズSかぁ。もう秋ですねー。
京成杯オータムハンデもさっくりと。
レースラップです。
12.6-10.6-10.8-11.2-11.5-11.5-11.9-11.7
1番人気のルナは出遅れ→追っ付けて加速→前にいたテイエムオオタカと競る、という悪循環。スローの上がり勝負という展開にしなかった、だけでは勝敗には遠かったかな。かなり突っ込んだ前傾ラップを作ってしまいました。
勝ったエクセラントカーヴは中団で脚をためる展開。最後の伸びは52kgの斤量が活きたでしょうね。前傾ラップの分差し脚が鮮やかに見栄えしたとも思っていまして、スローで展開する場合にどうなるかが今後の見極めポイントと見ています。俊敏な加速力よりイーブンラップ、というダイワメジャーのイメージがあるんですよね。府中牝馬Sに向かってくれると素敵です。
ダノンシャークは仕上がり途上と見ていましたが、地力を示した格好。京都のG1につながるパフォーマンスと思っています。覚えておかないと。一方、サマーマイルシリーズ皆勤のワイズリーは1、2着と近しい位置取りから登坂できず。1400m適性という印象が強くなりました。
最後に。
2020年の東京オリンピック開催が決まりました。競馬は競技に含まれていませんが、海外からのお客様には是非府中で競馬を観て行ってもらいたいなーというのが、歓喜に沸くニュース映像を観ながらまず思ったこと。日本でふつうに賭け事ができる場所ですし、あのスタンドを「でけー!」と眺めるだけでもいい思い出になるかなと。
馬術競技が間近で観られる楽しみが増えましたしね。個人的には期待感が先行しています。あー、交通機関には不自由しそうですけどねw