雄々しい連覇でした。
直線の坂からゴールまで、アレだけ粘るイメージは
予想の段階では湧きませんでした。
実際、前半のラップは、11.9-10.2-10.8。
ちなみに昨年のそれは、11.9-10.4-11.3。
ポンと出たアルティマがゆっくりとイニシアティブを取ろうとした分
最初の1ハロンに早い時計が計測されませんでしたが
その外から押して押して男・藤田が。
ゲレイロは自らの加速で厳しいラップを作り出しました。
アルティマ、そしてエンゼルは最後の踏ん張りを考えて
控えたのでしょう。結果的にその判断は
直線での再加速にはつながりませんでした。
エンゼルは、ガルダンかアーバニティの位置取りをしてこそ、と
思っていましたので、少し残念です。
積極的に前々のポジショニングを選択できなかった時点で
今回は難しかったのでしょう。
キンシャサは後手後手の印象。
スタートからガルダンに並びかけたところまではよかったと思うのですが
そのあとは、アンカツ→小牧と外への進路をふさがれ続けられていました。
厳しい洗礼といえるでしょうか。
シーニックブラストのつっかけは、そこまで致命的には見えませんでしたが
どうだったんでしょうね。
最年少G1制覇はなりませんでした。
ビービーガルダン。見ている以上に乗り難しいようですね。
直線の坂を上がってから、本来、首をつかってカラダを
しっかり伸縮しないといけないところで、ツル首?っぽいハミの取り方。
差はわずか1cmでしたが、ゲレイロの復調スピードを考えると
心身あわせたウマのコンディショニングでは
大きな1cm差だったように思います。
そしてゲレイロ。よく粘りましたねー。
繰り返しリプレイを見つつ、思い出したのは
キングヘイローの東京新聞杯。
そのフィジカルの強さが発揮されたのは
唯一のG1タイトルではなくこちらだと思っています。
息子の粘り。ラスト1ハロンを11.9で踏ん張りきりました。
成績的にも、表現されたパフォーマンス的にも見事な限り。
迷いのない鞍上の戦略も、またお見事でした。
いやー、ダンシングブレーヴの血脈は、ほんとにレースでの息もちが長い。
自分は早々に息が上がると見込んでいましたので
とんだ読み違えでした。恐れ入りました。
…さて、もう間もなくです、凱旋門賞。
自分はリアルタイムで映像を見る術を持っていませんが
YouTubeあたりに期待しつつ。
シーザスターズが勝てば
今年の欧州トップホースの序列は、割ときれいに並ぶ印象です。
どんな結果になりますか。こちらも楽しみです。