ドゥラメンテ、強い強い復帰戦でした。
テンをプッシュして、中団を追走、4コーナーで捲り上げて直線突き放し、ソラを使ってなお押し切るわけですからね。硬さを出さないようにした7、8割の仕上がりでプラス18kg。息遣いはまだまだだったでしょう。さらに2、3着馬とは2kgの斤量差がありました。これであのパフォーマンスですからね。着差以上の強さ。強い2冠馬が順調に復帰戦をまとめてくれました。すばらしい。現地でみたかった。すばらしい。
公式レースラップです。
12.6-12.0-11.9-11.6-11.3-11.6-12.0-11.1-11.8
メンバーからしてスローと見ていましたが、思ったよりも厳しい流れになりました。後半が厳しいというレースを想像していたのですが、全体的に緩みの少ないラップ構成になったでしょうか。ただ、カオスモスが主張した割には2ハロン目はゆったりめ。このあたりはドゥラメンテの序盤の立ち回りに有利に働いたように思っています。
はい、その2冠馬は中団から。外枠を引いたことでゲートが極端でなければ、デムーロですからね、少しプッシュして中団から好位を狙うだろうと思っていました。アンビシャスとの着差はここで形成されたと理解しています。3コーナーに向けて先行する4頭との距離がいったん開きましたが、このあたりがデムーロの落ち着いて判断していた部分かもしれません。
グーンと捲り上げていく途中、4コーナーの出口手前で手前を変えてしまっていましたね。フジの中継で岡部さんがちらっと指摘していましたが、レース後のニュース記事では触れるものが少なかったような。パトロールビデオを観る限り、デムーロからのサインに応えて加速するために、ドゥラメンテ自身が手前を変える判断をしたように見えました。前を捉えに行くための意思。ドゥラメンテの性格がよく出ている瞬間だったように思います。結果コーナーで膨れてますから、ちょっと判断早かったんですけどねw
次走はドバイシーマクラシック、でしょうか。ファンの目線では行ってほしいですが、どうなるでしょうね。ちょっとだけ気になったのは道中の力み具合。今回のペースでは許容範囲の折り合いでしたが、これより遅いペースで力を溜めなければならない場合、力みが過ぎてしまう懸念があるような。シーマクラシック、ハイペースで流れるイメージはあんまりないですかね。。。 でも、それも含めて楽しみが大きく上回っています。慎重かつ大胆な判断をお願いしたいですね。
2着はアンビシャス。これまでの折り合いへの懸念が2着に留めてしまったとみています。そりゃ折り合い重視の序盤になってしまいますよね。先行馬が早めにペースを上げていったことで追い込みにも向いた展開であったと思っていますが、それにしてもラストの切れはすばらしかった。4コーナーのコース取りも痺れるそれでしたね。ルメールもまたすばらしいパフォーマンスを引き出してくれました。
パドック映像では素晴らしい出来とみえました。昨秋の府中よりひとまわり大きく見せている印象。器の大きさといいますか、このパンプアップは大きなところを狙える見栄えと受け取った次第です。アタマはドゥラメンテかアンビシャス、脚質でドゥラメンテを上位に取りましたが、この後が楽しみなパフォーマンスだったと思っています。次走はドバイターフですかね。
リアルスティールは善戦というべき3着。勝つ可能性があるとすれば、福永の序盤のプッシュ。積極的にポジションを求めに行くことだと思っていましたが、人馬ともに復帰戦の様相でしたから、おそらくその選択はないだろうと判断。結果的に切れも粘りも見劣る形になりました。ドバイに向けた試走としては十分な内容だったと思いますが、これで戦いやすくなるのかな。楽しみな1頭ではありますので、順調に行ってほしいですね。香港よりはドバイかな。
ロゴタイプは早め早めの競馬でめいっぱいに。田辺の判断は十分なものと思っています。イスラボニータは前に馬を置けなかったでしょうか。それにしては負けすぎ、とは鞍上蝦名と同じ感想です。瞬間的なキレが求められるレースにはならないと踏んで、泣く泣く評価を下げました。正解?だったのは何とも複雑。
そして両馬とも、この敗戦でオーストラリア遠征が取りやめに。わかりますけどねー、もったいないなと。適鞍を求めて遠征したほうがメリットが大きいと思っていましたので、この敗戦ひとつで判断するのはいやーもったいない。
あとは、大きく負けてしまいましたが、ラストインパクトの積極策は転厩した事実を改めて感じさせるそれでした。結果は伴いませんでしたが、このレースで先行してバテても失うものは少なめかと。次走以降に向けての物差しになりそうなパフォーマンスであったと受け止めています。
最後に。
本当は阪急杯もアーリントンカップもつらつら書きたいのですが、何分仕事量がですね、順調に膨らんでおりまして。WINSでじっくり検討する時間を捻出したら、あとは疲れをとるほうに時間を使う判断にしておりました。楽しいことをしているとストレス解消にはなるのですが、体力回復とは別物のようでして。さらに花粉症からくる倦怠感やetc.が。休む、寝る、ということも大事にしないといけないなぁ。
弥生賞のリオンディーズ、エアスピネル、マカヒキの動向や、デムーロの重賞騎乗機会の連勝記録はその前のチューリップ賞にかかっているからジュエラーかー、とか。オーシャンSに向かう「大人の階段を上がった」らしいアルビアーノちゅあんとかw 週明けての情報収集は相変わらず。タスクてんこ盛りなりに楽しんではいるところです。
そうそう、橋口師の本、先週末に読み終えているのですが、読後感はどこかで書いておきたいですねー。
続きを読む 中山記念